FUKUOKA RINJI Experimental Factory Vol.4




FUKUOKA RINJI Experimental Factory Vol.4
「充実身体 – 折り重ねの虚体」
3年振りの福岡林嗣主宰実験工房
破砕と打撃、身体=呼吸の礫を放射する3アーティスト共演!
MARCH 22, 2019 (FRI) @Ogikubo club Doctor
open 19:00 start19:30 adv 2500 yen door 2800yen

Tamio Shiraishi & K.Mical.Mico
白石民夫(alto sax)&K.Mical.Mico(melodica, etc)
pro et contra
プロとコントラ (福岡林嗣, ルイス稲毛, イツロウ1×2_6, 中屋浩市)
Keiko Higuchi & Yasumune Morishige
ヒグチケイコ(voice, etc) &森重靖宗(cello)


打撃せよ!破砕せよ!そして呼吸の礫をばら捲き散らせよ!
70兆の細胞、中心化された脳 (Oh No !) 階層分化した諸器官の窒息平面向けて。
最後の標的、最後の植民地へ向けて。
分解しても分解しても「剰余価値」の流れは、そこ「身体」を覆いつくそうとするだろう。
最早闘いの場は「工場」ではない。
コールセンターの脳内リゾート、或は悪夢のAIリゾーム?
「主体」の幻想とサイバネティックス、二進法と数量化の果て、21世紀の「愛欲人民」転じた夜のプロレタリアートならぬ夜のマルチテュード達よ、叩きのめし逃走せよ!それこそが闘争でもあろう。
「なるなヤクザに」?
いや、そして今こそ肉体のヤクザ者「器官なき身体」の舞踏者、放蕩者に生成しようではないか。
3年振りとなる福岡林嗣実験工房Vol4は、ニューヨークから白石民夫氏、京都からK-mical-Mico氏をお招きし、東京からはヒグチケイコ氏と森重靖宗氏duoに参加頂く。そして我がプロとコントラ。我々の所作と呼吸の「実験」に是非共お立ち会い下さい。


白石民夫: 970代後半 演奏活動を開始。 多くのミュージシャン(灰野敬二などを含む、パフォーマンスアートも含む)と、吉祥寺の「マイナー」にて共演する。 1980年代 演劇集団「ホモフィクタス」に参加。 舞踏・パフォーマンスアートとの共演も行う。 1990年 米国にて。「ABC No Rio」(NY)などで、多くのミュージシャンと共演する。 1992年  東京にて。新宿西口の路上にて演奏を行う。 1994年 NYにて。多くのミュージシャン・グループ(CrashWorshipなどを含む)と共演する。 2008年 NY地下鉄構内での演奏を開始。現在も続けている。 現在 NYにて、多くのミュージシャン(パフォーマンスアートも含む)との共演を行っている。

K.Mical.Mico: NY にてThe No Neck Bluse Band をメインにたくさんのアーティストとのユニット、Duoやソロで活動。 2011年より日本に移住、一発ユニット活動始める。また演劇アルトー24時等参加。

ヒグチケイコ / keiko higuchi: 身体、声、呼吸のつながりを探求し、即興からジャズまで幅広くこなすボーカリスト。その独特な声で表現される唯一無二の世界観は欧米での評価も高く、’95年にアメリカ・ボストンにて活動開始、'98年に帰国以来、多くのライブやダンス・演劇、作品集に参加。現在、国内外のミュージシャンとのコラボレーションやソロでのなど、活動は多岐に渡る。 www.geocities.jp/cleokkk www.facebook.com/cleokcleok

森重靖宗 / yasumune morishige: 音楽家。チェロによる即興演奏を主に、国内外の数多くの音楽家や舞踏家等と共演する。 アコースティック楽器の可能性を広げて奏でられるその様々な音響は、繊細かつ豊かで独特の雰囲気を醸し出す。 www.mori-shige.com

pro et contra(プロとコントラ): 福岡林嗣(from魔術の庭etc)、ルイス稲毛(from魔術の庭、夜光虫etc)、 イツロウ1×2_6(monochrome vision recordings、トポロジスト)により2016年春結成。 イツロウ1×2_6のサンプリングとリズムボックス、ルイス稲毛のリングモジュレーターベースを大本にあらゆる音、言葉の盗用、転用を標榜し「意味の変容」を突き詰める。 2018年2月Nasca Carの中屋浩市が正式メンバーとして全面参画。5月にはファーストアルバムを発表。より一層強度を増した新たな展開を蠢動させ始めている。 https://infoproetcontra.blogspot.com/